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「投資は余裕のある人がやるもの。うちには関係ない」——ずっとそう思っていた50代主婦の私が、リベシティでの学びをきっかけに新NISAを始めるまでの話をします。

📋 この記事でわかること
  • 保険とNISAの「役割」の違い
  • 貯蓄型保険・学資保険が損になりやすい理由
  • 銀行預金だけでは危険な理由(日本の経済状況)
  • 新NISAが長期資産形成に向いている理由

パート収入はいつも生活費に消え、「投資は経済的にゆとりのある人がやるもの」と思い込んでいました。私の父も株をやっていましたが成績はふるわず、株=ギャンブルというイメージもありました。ところが、リベシティに入会して家計管理を進めるうちに、意外にも自分も資産運用できるフェーズにいることがわかり、ついに新NISAデビューすることになりました。

「余裕資金なんてないから投資は無関係」と思っている方——ちょっと待ってください。実は、銀行にお金を預けたままにしていることにも、見えないリスクがあるのです。日本は何十年もの超低金利・デフレが続き、銀行金利は雀の涙。その一方でテレビには保険のCMが流れ続け、貯蓄型保険・学資保険・ドル建て保険……と、私たちの不安につけ込むサービスがあふれています。

保険とNISAの「役割」はそもそも違う

保険と新NISAは、どちらもお金に関係するサービスですが、役割がまったく異なります。混同してしまうと、「守っているつもりが損をしている」という状況になりかねません。

保険は「万が一のリスクに備えるツール」です。死亡・病気・ケガなど、予測できないリスクに対して備えるものです。貯蓄型保険は「保険+貯蓄」を合わせたものですが、その分コストが高く、長期では割に合わないケースが多くなります。

新NISAは「長期の資産形成ツール」です。運用益が非課税になる制度で、教育費や老後資金など、長い時間をかけて増やしていくお金に向いています。

貯蓄型保険 新NISA
長期の資産形成✕ 低利回り◎ 最も有効
インフレへの対応✕ 困難◎ 長期で対応
途中解約✕ 元本割れリスク◎ いつでも可能
非課税メリット△ 控除のみ◎ 運用益が非課税
コストの透明性✕ 不透明なことも◎ 明確・低コスト

200年のデータが示すこと

現金で持ち続けることの危険、いわゆるインフレリスクについて、リベラルアーツ大学の両学長が以下のわかりやすい200年のデータで示してくださっています。

ジェレミー・シーゲルの著書『長期投資対象としての株式』によると、1802年に1ドルを投資した場合、2021年時点で株式は約5,400万ドルに成長しています。一方、現金(通貨)の実質的な購買力はインフレとともに減り続けているというデータです。

つまり、長期で見ると「現金のまま置いておくこと」はお金を守るどころか、じわじわと減らしていることになり、お金に働いてもらう——その意識が長期の資産形成には欠かせないということを示しています。

このことを知ったとき、現金で持ち続けることにこのようなリスクがあるなんて、50年以上生きていても考えたこともなかった私は、大変な衝撃を受けました。

学資保険と新NISA、どれだけ差がつく?

もう、貯蓄型の学資保険に入ってしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?今解約してしまったら元本割れして損してしまうという状況の方もいるかもしれません。あと数年で満期という方は詳細な計算が必要かもしれませんが、満期まで何年もある方や契約したばかりの方ならば、解約したほうが良いケースが多いと思います。

実際にどれだけ差がつくのか、数字で比べてみましょう。スライダーを動かして、ご自身の条件で試してみてください。

📊 シミュレーター:学資保険 vs 新NISA(18年後の試算)

10,000円
105.0%
年5.0%
学資保険
新NISA(インデックス)
新NISAのほうが 多くなる試算です

※ 新NISAは複利(毎月積立・年利を12分割)で計算。実際の運用成果は変動し、元本割れのリスクがあります。学資保険は積立総額×返戻率で計算。インフレや為替リスクは考慮していません。

今日からできる3つのこと

1
今入っている保険を書き出す 保険証券を引っ張り出して、目的・月額・返戻率を一覧にしましょう。「万が一に備える」掛け捨て保険は必要最小限に。貯蓄型・ドル建て・学資保険は要検討です。
2
生活防衛資金を確認する まず生活費の半年分(会社員の場合)を現金・普通預金で確保します。これは投資に回さず、いざというときのために手元に置いておくお金です。
3
新NISAで積立投資をスタートする 証券口座を開設し、毎月一定額をインデックスファンド(例:eMAXIS Slim 全世界株式)に積み立てます。一度設定すれば、あとは自動で続きます。少額でも、始めることが大切です。

まとめ

📋 この記事のポイント
  • 保険は「リスクへの備え」、NISAは「長期の資産形成」——役割が全然違う
  • 貯蓄型保険・学資保険はコストが高く、長期では新NISAに負けやすい
  • 銀行預金のみでは、インフレ・低金利の影響を受け続ける
  • 少額からでも新NISAを始めるほど、複利の恩恵が大きくなる

私自身は、子どもの学費を上手に準備できずに、2人の子どもの教育資金の支払いを強行突破で乗り切りました。ひたすらパートでがむしゃらに働き、お金は銀行の普通預金で貯め続けるのみでした。

幸い、夫が元金融マンだったこともあり、手数料が高く資産形成能力の低い貯蓄型保険や学資保険に加入することはありませんでしたが、じりじりと値上がりを続ける教育資金の捻出は本当に大変でした。

「うちは子どもを大学に行かせるつもりはないし、貯蓄型保険にも入ってないから関係ないや〜」なんて思っている方もいるかもしれませんね。

でも、実は長期の資産形成は、すべての人が始めるべきことです。なぜなら、老後はすべての人にやってくるからです。新NISA口座での積立投資は、積み立ての期間が長ければ長いほど複利の恩恵が大きくなります。少額から始められるので、つい多くなってしまっている外食やお菓子の無駄買い、たばこやビールなどの習慣を少しでも減らして、そのお金を積立投資に充てると未来が変わっていくと思います。

難しく考えなくていいと思います。まずはお金について知ることが大切です。興味を持った方は、ぜひ両学長の書籍を手に取ってみてくださいね。

お金の大学 書影

お金の大学(著:両@リベ大学長)

保険・投資・節税など、お金の基本をわかりやすく解説した一冊。リベシティを主宰する両学長の著書で、私がお金の勉強を始めるきっかけになりました。

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※ この記事は特定の金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。詳細はご自身でご確認のうえ、判断されることをおすすめします。
※ 本記事はリベラルアーツ大学(リベシティ)の考え方を参考に、筆者の視点でまとめたものです。